星組95期・琴せおが仲良すぎて尊い件について

星組
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「琴せお」こと星組トップスターの礼真琴さんと星組2番手スターの瀬央ゆりあさん。
95期生で同期の男役同士ですが、あまりにも仲がよくて「尊い」とファンに評判です。

2人の仲の良さがわかるエピソードをご紹介します。

コロナ禍に散歩しながらそっと会いに行く

新型コロナウイルス禍が始まったころ、外出もままならない時期がありました。
公演は中止でお稽古もできない日々。
タカラジェンヌも生徒同士やファンとの交流も禁止されていました。

それでも1人で体力づくりに励んだり、日常の買い物や、ペットの世話のための外出は必要です。

礼真琴さんは愛犬・さぶろー(柴犬)の散歩のときにあえて瀬央ゆりあさんの家の前を通るようにしていたそうです。
その状況で2人が会えていたかは不明ですが、窓越しにでも顔を合わせていたらいいですね。

瀬央さんのペットの話

礼真琴さんのペットは柴犬の「さぶろー」。
宝塚スカイステージや宝塚GRAPHなどにも出てくるのでおなじみですよね。

礼さんに触発されて瀬央さんも柴犬が欲しくなったのですが、その前に下級生が黒柴のぬいぐるみをプレゼントしてくれました。
瀬央さんは、誕生日に出会ったルンバに黒柴のぬいぐるみを取り付けて追い回しているそうです。
つまり瀬央さんのペットは家電製品のルンバです(笑)

『ザ・ジェントル・ライアー』公演中止と再開のエール

瀬央ゆりあさん主演の『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』。
2022年2月1日(火) ~2月13日(日)のバウホール公演は残念ながら全公演中止になってしまいました……。

礼真琴さん主演の星組御園座公演『王家に捧ぐ歌』も初日の2/8から公演延期でしたが、10日ほど遅れて初日を迎えられました。

遅れて幕を開けた『王家に捧ぐ歌』初日に、礼真琴さんから瀬央ゆりあさんにエールが贈られました。
遠く離れた地からでも想いは通じたでしょうね。

KAAT神奈川芸術劇場では『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』はなんとか開幕しました。
ヒロインポジションの音波みのりさん(91期)が休演して紫りらさん(95期)が代役に立つなど、大変だったと思います。

ぶじに終わった千秋楽で、瀬央さんは

「王家ライブ配信、私観ます!」
「礼真琴さまに星組パッションを是非…と言われましたので!」

と、礼さんとの交流をファンに見せてくれました。

離れていても心はつながってる

買い物は同期4人で

現在の星組95期生は、礼真琴さんと瀬央ゆりあさんのほかにあと2人います。
ひろ香祐さんと紫りらさんです。

休日にはこの4人で礼さんと瀬央さんの車に乗ってコストコに買い物に行き、買ったものを礼さんの家で4等分し、食事をしてから帰るそうです。

ずっと星組でいっしょに過ごしてきた4人が仲がいいなんて、ほのぼのします。

『VERDAD』で相手役に

2021年夏の礼真琴さん主演の舞浜アンフィシアター公演、ショー『VERDAD』ではついに瀬央ゆりあさんが礼さんの相手役に……!

といってもトップ娘役の舞空瞳さん(102期)も出演しているので、男女で組んでいるのはショーの1場面とトークの部分だけです。
瀬央ゆりあさんの女装、とてもキレイでしたよ♪

この『VERDAD』はことせおファンにとっては神公演で、たくさんの2人のエピソードが披露されました。
ファンの想像を超える仲良しさに「現実が妄想を上回る」「公式が最大手」とファンの脳みそをクラクラさせました。

宝塚音楽学校時代から仲良しな2人

『VERDAD』のトークで明かされた中に、予科時代は2人でいっしょに寝ていたとの話があります。
想像するだけで可愛すぎます……❤

修学旅行でも一緒に回る仲でしたが、疲れのためかハウステンボスに到着早々ホテルで眠ってしまうというハプニングも。
起きたのは花火が終わる間際だったそう。

「あ行5」でも活躍!?

宝塚音楽学校時代、95期生には「あ行5」(水夏希さんたちのユニット『AQUA5』に触発されてできた)というグループがありました。
礼真琴さんも瀬央ゆりあさんもこの「あ行5」のメンバーで、一緒に歌い踊り遊んでいたそうです。

ちなみに残りの3人は水美舞斗さん(専科男役)、愛すみれさん(雪組娘役)、愛希れいかさん(元月組トップ娘役)という豪華メンバー。
本名の名字が「あ」から始まる5人で結成されたユニットです。

入団しても仲良し

仲良しなのは劇団に入ってからも続きます。
礼真琴さん主演のバウホール公演『かもめ』のお稽古前には2人でハワイ旅行に行ったそうです。

『1789』東京千秋楽の琴せお

東京宝塚劇場公演『1789』は、星組ファンには特別な公演でした。
瀬央ゆりあさんの星組生としての最後の作品で、「琴せお」ファンは涙ながらの観劇です。

しかもトップスターの礼真琴さんが8月15日の公演途中に休演し、数日は暁千星さん(98期)が礼さんの代役として主役のロナンを演じました。
数日の休演で復帰した礼さんの姿に、瀬央さんたち星組生は舞台上でも涙していたそうです。

琴⇒せおの「もはや自分」

瀬央さんが星組を離れる東京千秋楽でも、パレードで顔を見合わせては涙していました。
「私たちはプロなので泣きません!」と礼さんは宣言していましたが……。

ご挨拶では

「なおちゃんとは、音楽学校で『はじめまして』してから今日まで、ずっと一緒にいて…家族以上の存在。そんな家族以上の存在をどう表現したらいいのか、昨日寝る前に考えて…“もはや自分”という結論にいたりました。私であってあなた」

と、最大級の一心同体ぶりをファンに披露しました。

瀬央さんから礼さんへの返答

2024年2月に放送されたタカラヅカニュースの「集まれ!95期」。
同期8人が集まってワチャワチャトークを繰り広げました。
その中でそれぞれを一言で表すところがあり、瀬央さんは礼さんを「もはや自分」とコメント。

『1789』東京千秋楽で言われたことをお返ししたのでしょう。

琴せおの絆を感じました……!

礼真琴さんの写真集に瀬央さんの特出が決定

2024年5月24日に発売される礼真琴さんの写真集「UNLIMITED」に専科の瀬央ゆりあさんが特出されます。

夕焼けの浜辺でのショットなので、撮影場所はアメリカのロサンゼルスでいっしょに撮影したみたいです。

キャトルレーヴの限定版では、「MACOTOの気持ち」という20ページの小冊子に瀬央ゆりあさんのコメントを掲載。
さらに、礼さんと瀬央さんのA4サイズポスターにサイン入り。

ことせおの仲の良さと人気を劇団もよくわかってる♬

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なぜこんなにも仲がよいのか

組内で路線男役同士だとトップを争ってギスギスしないのかな……?と不思議に感じる人もいると思います。
しかし礼さんと瀬央さんではその心配はありませんでした。

いくつか理由が考えられます。

理由1:2人の性格

まず2人の性格が良いこと。
2人とも同期と仲良く信頼され、下級生に慕われ、上級生に可愛がられる温厚で明るい性格。
友人も多いです。

理由2:抜擢の速度

そしてあまりにも2人のスタートが違ったこと。
礼さんは95期の首席として抜擢続きでした。95期生のトップを走り続けてきたのです。

一方で瀬央さんはあまり成績が良くなく、下級生時代は小公演でお休みになることもありました。
現在のスターのポジションまでくるとは、瀬央さん本人が思っていなかったのではないでしょうか。
下級生時代は芸事での力量の差も劇団からの期待度も大きく違ったために、ポジションを争う「ライバル」とは思わなかったようです。

理由3:同期の絆

よく言われることですが、95期全体が仲がいいです。

95期生は音楽学校時代には「どんぐりの背比べ」と言われていたそうで、あまり突出した存在とはみなされていなかったようです。
そのぶん、95期生は全体で力を合わせ、お互いに教え合い、助け合いながら成長してきたという歴史があります。

このような理由で、礼さんと瀬央さんは音楽学校時代から現在までずっと仲よしなのです。

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